Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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日米の科学協力(その2)

(2009年4月7日)

 在日米国大使館では、日米両国の科学者同士の交流を促進する試みを行っております。毎夏、米国国立科学財団が日本学術振興会と協力して、米国をはじめとする各国の大学院生を日本に招待しています。その目的は、日本で理工学分野の研究に参加し、日本の大学院生たちとの関係を築くことです。今年の夏は、米国の大学院生65人が、北は北海道から南は沖縄まで、日本全国各地の33大学・研究機関で10週間過ごす予定です。この夏季研修が1990年に始まってから、のべ1100人以上の学生が参加しました。この夏の体験を通じて生まれた学生同士のつながりは生涯続き、理工学分野での長年にわたる協力関係の構築に寄与します。

 オバマ大統領は「イエス・ウィ・キャン」のスローガンで有名ですが、私は、日米両国の最高レベルの科学者たちが活発に交流することで、気候変動などの深刻な問題に対処することができる、と思っております。日米両国の科学的知見の進歩のために、ほかにも両国が共同で取り組めることについて、皆さんの考えをぜひ聞かせてください。

ではまた次回。

ジム

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