Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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炉端焼きの夜

(2009年4月21日)

 妻のアンと私は、2人とも大使館で働いており、毎日かなり忙しいスケジュールに追われています。そのため、週に1回は時間を作り、夫婦でデートをすることにしています。東京の面白そうなところをあちこち2人で見て回り、楽しんでいます。ただ、楽しめそうなところが多すぎて、どこへ出かけたらいいのか迷うこともあります。この前は、近くの炉端焼きに行きたいとアンに言われ、出かけることにしました。

 そのお店は、気さくな雰囲気が印象的でした。1歩中に入ると、「いらっしゃいませぇーっ!」という大きな声に迎えられ、カウンター席に案内されました。飲み物が出てくると、お店の人も一緒に「カンパアーイッ!」と大きな声。私たちが日本語のメニューを読めるのか、皆さんから気にかけていただきました。でも、私たちが2人とも日本語のメニューが読めることが分かると、今度は私たちが英会話の練習台にされ、近所に住んでいるのかとか、日本はもう長いのかとか、質問攻めになりました。

 ほとんど初対面の人たちでしたが、お互いが親しくなるのにそれほど時間はかかりませんでした。そして、日本がいかに外国人に優しい国か、ということがよく分かりました。お店にいた人たちは、日本のことを誇りに思っており、日本文化の一端を私たち夫婦に伝えることができてうれしそうでした。これこそ、最も望ましい大使の姿ではないでしょうか。私にはそう思えます。

 皆さんはどうでしょうか。似たような経験はありませんか。ご意見をぜひお聞かせください。

ではまた次回。

ジム

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