Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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社会奉仕活動

(2009年6月19日)

 在日米国大使館では、大使館と近隣地域とのつながりを深めるために、毎月、職員たちがボランティアで社会奉仕活動に参加しています。これまで、参加者たちは、大使館周辺の地域を住みやすくするために、花を植える、ごみを拾う、困っている人たちに食料の差し入れをする、障害を持つ若い人たちとサッカーをする、車いすが通れる港区内の歩道の地図を作るなど、さまざまな活動をしてきました。先月は、小学校に上がる前の子供たちが、大使館で働くお父さんやお母さんと一緒に港区内の高齢者施設「サン・サン赤坂」を訪れて、入所者の方々を元気付けてきました。

 当日は、私も子供たちのお供をしてサン・サン赤坂におじゃまし、子供たちの出し物を楽しんできました。子供たちは動物をかたどったお面をかぶり、大はしゃぎでした。子供たちがかぶっていた動物のお面は、それぞれの家庭のお手製で、ライオン、クマ、カンガルー、ゾウなど、いろいろありました。動物園に行くという内容の童謡をみんなで歌いながら、さまざまな動物の役を演じていました。特に、ライオンのマネをしている4人の男の子が、とても楽しそうでした。その男の子たちは、自分たちの姿が「怖いライオン」に見えているはずだと思っているようでしたが、見ている大人たちの目にはとてもかわいく映りました。最後の出し物では、子供たちが日本の童謡の「チューリップ」を歌いました。すると、たくさんのお年寄りの方たちも一緒になって、「さいたぁ~さいたぁ~チューリップ~の~は~な~が~♪」と歌ってくださいました。

 アメリカ人の子供たちはほとんどが日本語を話せず、お年寄りの方たちも英語の話せる方はおひとりだけでした。それでも、子供たちの出し物が終わると、みんなで集まって、とても仲良くうちとけた様子を見せていました。子供たちは、たくさんの「おばあちゃん」や「おじいちゃん」たちの注目を浴びて楽しそうでした。お年寄りの皆さんも、元気でかわいい子供たちの髪の毛や頭をうれしそうになでていました。サン・サン赤坂の皆様には、大使館の子供たちに社会奉仕活動の大切さを教える素晴らしい機会を与えていただきました。とてもありがたく思っています。

ではまた次回。

ジム

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