津軽の文化に触れて
(2009年10月16日)
アンと私はこの夏、青森県弘前市の「津軽藩ねぷた村」を訪れ、楽しいひと時を過ごしました。ねぷた村では津軽三味線の素晴らしい演奏を聴かせてもらいました。三味線奏者の皆さんは躍動感に溢れており、とても熱心に演奏していらっしゃいました。彼らの奏法は、東京で聴いたことのある三味線の弾き方とは全く違っていました。
展示館では、弘前のねぷた祭りで使われた山車も見てきました。それに、太鼓を実際にたたくこともできました。弘前産のりんごを搾ったアップルジュースも飲みましたが、暑い日だったので、冷たくてとてもおいしかったです。
アンも私も日本の手工芸品が好きで、粘土、竹、紙、木でできた昔ながらの日本の玩具類を少しばかり集め、自宅に置いてあります。そのため、ねぷた村の製作工房で手工芸品を手作りする機会を得たことは、とてもうれしいことでした。私は、素焼きの土笛に色付けすることにしました。この笛は、その音色がハトの鳴き声に似ていることから、「はと笛」という名前がついています。アンはさらに意欲的で、木のダルマに色付けしてみることにしました。工房では、自分たちの作品を熱心に作っている大勢の日本人の子供たちと一緒になりました。
津軽三味線の現代風の演奏を視聴したい方はこちらからどうぞ。
アンも私も、絵筆を使うことに特に長けているわけではないので、2人の親切な先生から色付けのこつを教わり、手伝っていただきました。先生たちに励まされながら、精一杯がんばりました。うまくできたかどうかは、写真をご覧になればお分かりいただけると思います。アンが色付けを終えたダルマを見て、2人とも同じことを考えました。「このダルマ、アンの兄のジーンにそっくり!」
ではまた次回。
ジム
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