Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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レファレンス資料室―皆さんからの質問にお答えします

(2009年11月6日)

 日本での私たちの役割のひとつに、日米の相互理解の促進を図ることがあります。私たちはこの役割をさまざまな形で果たしていますが、最も効果的なもののひとつが、国内5都市(札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)に設けられた「レファレンス資料室」のアウトリーチ活動です。各地のレファレンス資料室は、米国について専門家レベルの関心を持っている日本人の皆さんにご利用いただいており、米国政府の政策、地域の安全保障、経済や貿易、歴史、法律、環境、文化、社会などに関するお問い合わせにお答えしています。利用者には、国会議員や政府関係者、報道関係者、それに学術研究者(米国に興味を持つ学生を含む)などがいます。レファレンス資料室が所有している資料は、基本的な参考文献から、政府の専門文書、米国の新聞や定期刊行物、そして電子データベースまで、多岐にわたります。

 私は、各地のレファレンス資料室を回って、そこで働くライブラリアンの皆さんと話をすることをとても楽しみにしています。ライブラリアンは、利用者からのさまざまな質問に回答する過程で、米国に対する日本人の関心や考え方について多くのことを学ぶそうです。例えば、最近、東京のレファレンス資料室をのぞいた時に聞いた話ですが、利用者からの問い合わせで最も多いのが、以下の5項目についてだそうです。

 レファレンス資料室をご利用いただくには予約が必要です。詳細はこちらをご覧ください。

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

 このコーナーがあるお蔭で、日本語しかできない私が意見を出せます。ジムさん、ありがとうございます。

 民主党政権がぶれ始めております。日本の政治家の能力は、こんなものであったのかも知れません。・・・ただ、国民は違いますよ。

 オバマさんがお見えになりますが、世界平和の為の前提となる、国連中心主義や、東アジア構想、核兵器廃絶、(温暖化対策ではなく)環境対策、マネーゲーム廃止、地域の文化基盤尊重は、夢物語のような話であるのかと誰もが不安になりますが、どうか、この時を生きる私たちが実現しなければならない現実として、気持ちを揺るがせることなく進んで頂きますようお願い申し上げます。オバマ氏によろしくお伝え下さい。

 福岡のアメリカンセンターには、大濠にあったときから友達はサークルや図書室に行っていたようですが、私は、いまだに行ったことがありません。しかし、こないだ、仕事でわからないことを問い合わせしました。アメリカ発行の書類を読まなくてはいけなくて、でも、日本のどのような書類に当たるのか判断しかねました。私が必要とする書類の発行システムなども教えていただきました。テキパキ教えていただけたのは、結構これに似た問い合わせがあるんでしょうか?あっ・・・あれは領事館のほうだった・・・。ともあれ、身近に米国の出先機関があるのは、とても助かります。また、困った時はよろしくお願いします。

ジム様

 勉強不足でしたm(__)m「レファンス資料室」 nice! nice! nice! 5項目の問い合わせが多いことわたくしも興味大です!また、只今大問題の「沖縄普天間基地」の件アメリカ国民の意見などもお聞かせいただきたいです

コメントをありがとうございます。米国市民が、どのような意見を持っているのか、米国では、よく民間の世論調査機関やメディアが調査をしています。レファレンス資料室には、「Gallup Poll: Public Opinion」(書籍)やGallup Brainというデータベースなど、世論の動向などを調べるときには、ぴったりの資料があります。ぜひ、レファレンス資料室を訪問してください。月曜日から金曜日まで、午後1時から5時まで開館しています。- ジム

バラクさんの方だったか、ミシェルさんの方だったか、スピーチのなかで、夢を持つことの大切さと、その夢は一人の人が実現するのではなく、未来へ渡ってみんなで実現し続けるのだという意味のことをいっておられました。「核兵器廃止する人、この指とまれ」って言われてわたしも、オバマさんの指にとまったって感じです。私ってミーハーかな?

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