Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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クリスマスの靴下

(2009年12月24日)

クリスマスの靴下を持った海兵隊の大使館警備部隊とルース大使(写真左から4人目)、スージー夫人(右から3人目)

 子どものころ、私には大好きなクリスマスの習慣がありました。それは靴下をつるすことでした。姉と妹、そして幼い私がそれぞれフェルトの布地に靴下の図案を描き、それを切り抜いたものを母が縫い合わせてくれました。私の靴下は、緑色と黄色の2色でした。クリスマスカラーとは違いますが、ほんの5歳だった私は、自分の靴下にこんな変わった組み合わせを選んでしまいました。クリスマスの朝、目を覚ますと、姉と妹と一緒に、つるしておいた靴下のところに争うようにして駆け寄りました。サンタが何を入れてくれたのか、すぐに見たかったからです。ベッドに入る前には空っぽだった靴下には、朝起きてみると、いろいろなものが詰まっていました。チョコレートやキャンディー、そしてほかにも小さなプレゼントがいくつか入っていました。やがて大きくなり、サンタを信じることはなくなっても、毎年のクリスマスには靴下をつるして楽しんでいました。

パーティーに参加した少女と話すサンタ

 クリスマスの日、在日米国大使館は休館となり、ほとんどの大使館職員が家族と一緒に過ごします。しかし、海兵隊の大使館警備部隊は、生まれ故郷と家族から遠く離れた東京で任務に就いています。そんな海兵隊員たちの祝日を少しでも明るいものにするため、先日、アンと大使館のボランティアたちが私の自宅に集まり、13人いる海兵隊員のそれぞれに贈る靴下作りに精を出していました。アンの話では、ボランティアたちは靴下に飾りつけをして、楽しい時間を過ごしたそうです。その後、大使館職員に呼びかけて集まった寄付で、靴下にキャンディーや商品券などを詰めました。

 先週末、ルース大使とスージー夫人が大使館職員のためのパーティーを開きました。アンたちが作った靴下は、そこに登場した「サンタクロース」によって、海兵隊員一人一人に配られました。靴下を受け取ることで、故郷を遠く離れている海兵隊員たちに、少しでも祝日気分を味わってもらえたら、とアンも私も願わずにはいられません。靴下を作る集まりの様子をアンがビデオに撮りました。こちらをクリックしてご覧ください。

 このブログの読者の皆さんが、楽しい年末年始の休暇を過ごされることを、アンと共にお祈りしています。

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

拝啓 ジム様。Merry X'mas いつも楽しみにブログを拝見させていただいています。すばらしい時間が過ごせますように去年は息子の養子関係で大使館に4回養子先のママと一緒に伺いました。養子先のPCSの関係で時間は限られていました。しかし、警備の若い方達もビザの担当者の方にも優しく良くして頂きました。事情を話すと親身になり理解していただき嬉しかったです。お陰様で移民ビザを発行して頂き、息子は去年7月に養子先の家族と共にアメリカに渡り今ではアメリカ国民として家族の愛情を受けながら成長しております。アメリカ大使館の皆さん そしてすべての人が素敵なクリスマス又新年を迎えられますように。

ジム様

みなさんのように外交懸案に必死に取り組んでいらっしゃる両国の人々がいらっしゃるお姿を見るも、一方的な目の前の考えばかりを主張する人々に怒りを覚えます。

忍耐の本年も残りわずか来年5月までには(半分?)日本国民はもっと外に向かわなければ宇宙で任務する日本人飛行士も続くけれど、どうしたのでしょう地球にいるみんなは...

ジム様

ふところの深いお二人♥
また、大使館員の皆様にも楽しい年末年始の休暇を過ごされますよう祈念しております

何故かわたしは申し訳ない気持がしてしまうのです

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