Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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日本の女性起業家

(2010年2月5日)

 「ご自分の仕事で一番いいな、と思うのはどんな点ですか?」こんな質問を受けることがあります。そんな時、私はためらうことなく、こうお答えしています。「新しい知識が吸収できることと、興味深い人たちに会えることですね」と。先日の夜、アンが5人の日本人女性起業家を自宅にお招きして夕食会を開いた時、私はその両方を楽しむことができました。この夕食会はアンが準備を進めたもので、ルース大使に素晴らしい活躍をする日本人女性と会ってもらい、日本の起業文化についてもっと知ってほしい、というのがその理由でした。

 私たちが知ったのは、日米を問わず、女性実業家たちは、多くの同じような問題に直面しているということでした。例えば、アメリカ人の女性実業家たちも、家族の面倒を見るために職場を離れる必要がある時には、いろいろなプレッシャーがつきまといますし、会社への融資を受ける際には困難が伴います。ほかにも、日米両国には共通の強みがいくつもある、ということを知りました。例えば、米国でも日本でも大企業は雇用を減らしていますが、中小企業は雇用を増やしています。新たな雇用機会を創り出し、経済成長の促進に一役買っている、賢明で創造力に富む女性実業家がいることで、日本も米国も利益を得ています。

 アンも、ルース大使も、そして私自身も、彼女たちが非常に楽観的であることに感銘を受けました。前途は多難でも、日本で新しい企業をつくろうという確固たる思いを感じることができました。彼女たちの多くは米国留学の経験があり、日本と米国の両方の社会での経験を生かして事業を成功させようとしています。私たちは今後も、日米の女性起業家同士の横のつながりを育んでいきたいと考えています。そうして、双方がお互いの経験から学び、太平洋の反対側にいる女性たちが同じようにビジネスの世界での成功を目指していると知って、励みに思ってくれればいいと思います。

 当日来ていただいたお客様の何人かは、ご自分のブログまたは自社のウェブサイトをお持ちです。興味のある方は以下のリンクをクリックしてみてください。

ではまた次回。

ジム

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