Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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伊豆の温泉へ

(2010年3月2日)

大沢温泉の宿の美しい「家紋」と一緒に

 日本の温泉は、四季折々の中でも、やはり冬場が一番ではないでしょうか。ひんやりとした空気の中の湯気の立ち上る熱いお風呂は、とりわけ魅力的に感じます。この前、アンと私は、静岡県・伊豆半島の大沢温泉に行ってきました。とても楽しい旅でした。

 宿泊したのは、築340年という歴史ある木造の建物でした。宿のご主人の説明によると、この建物は、大工が日本古来の建築技術を用いて、くぎを1本も使わずに建てたそうです。中央にあるケヤキの大黒柱は幅が54センチもあります。また、日本庭園や、みそ、用具、米などを保管する土蔵も見学し、楽しませていただきました。

宿のもちつき

 でも、なんといっても一番の思い出は何種類かある素晴らしいお風呂です。そのひとつが美肌効果の高い「化粧の湯」で、野天風呂も併設されていました。外は冬の雨が降り始めていて、広々とした野天風呂へと続く濡れた石畳を急いで渡ろうとすると、大粒の冷たい雨粒が落ちてきて、体が冷えてしまいました。けれど、お湯につかると、頭上に落ちてくる雨が、逆にとても心地良く感じました。大きな雨粒がお湯の表面で跳ね、立ち上る湯気と交じり合っていました。

 その夜は、宿のもちつきに参加した後で、ぐっすりと眠ることができました。

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

 温泉は、田舎の魅力の一つですね。しかし、侮ってはならないのが、言語。日本人同士でも通じない日本語があるのです。日本語が堪能だと言っても、通ずるのは、それは都会、都市、等ぐらいだと思っていた方がいいですよ。私的には、関ヶ原周辺と高知周辺、いい人たちだったのですが、言葉の意味が解らず、通じず、苦労したのです。単語とジェスチャー、又は博識、と言ったものが実際的であるのです。

 これも 豆知識? でしょう、…。

冬は勿論のこと、梅だったり、桜だったり、といった季節に、温泉、なんて最高だと思いませんか?…。

ジム様

日本には四季を感じる文化、行事等色々アメリカではどんな時四季を感じられますか?

アメリカの文化は、日本の文化と比べた場合、季節の移ろいの中で何か決まりごとのようなことをする、ということがそれほどあるわけではありません。でも、季節ごとに誰もが思い起す特別な時期や抱く思いはあります。例えば、9月に入り、空気がひんやりとしてくるころになると、リンゴやカボチャなどが店頭に並び、木の葉も少しずつ色づき始めます。そうすると、人々の頭の中には、「新しい始まり」が思い浮かびます。学校の新学期が始まるからでしょう。また、時計の針を進めるサマータイムで、昼間の時間が長く、夜が短くなる夏への特別な思いもあります。夏は夜の9時くらいまで明るいので、子供たちは遅くまで友達と外で遊びまわります。

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