Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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アメリカ市民サービス課

(2010年3月12日)

 在日米国大使館で働くアメリカ人職員は、日本人職員の知識と技能をとても頼りにしています。アメリカ人職員と日本人職員のチームワークは、日米両国の言葉や文化の違いを埋めるために役立っています。先日、領事部のアメリカ市民サービス課(ACS)に行った折、そうしたチームワークが機能しているのを目にしました。

 ACSでは、彼らが担当する仕事を見せてもらいました。その内容は、パスポートの発給新生児の出生届公証に関する業務取り扱い、日本在住の連邦年金受給有資格者の受給申請手続きのお手伝い、と多岐にわたります。

 こうした通常業務のほか、緊急の要請への対応も毎日のようにあります。例えば、生活に困っているアメリカ人が本国へ帰国できるようお手伝いする、緊急のパスポートを発行する、アメリカ市民が日本国内で亡くなった場合にご遺族にお力添えをしたり、あるいは行方不明の家族がいる場合には居場所を突き止めるお手伝いをする、といったことです。また、ACSには、生まれたばかりの赤ちゃんが、1日に5人から10人ほどやってきます。米国外で子供が生まれた場合、母親か父親のどちらかが米国籍であれば、ご両親に米国大使館か最寄りの米国領事館まで来ていただき、その子が米国市民権を取得するための出生届けを提出してもらうことになっているからです。

 ACSは、日本国内のアメリカ市民に可能な限りきめ細かいサービスを提供するため、予約制になっています。ACSについての詳細はこちらをご覧ください。皆さんもACSにおいでになることがあれば、私と同様、現場の効率的なチームワークと親身な対応ぶりに感心することと思います。

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

ジム様

ACSの皆様ありがとうございます「効率的なチームワークと親身な対応ぶり..」日本国とアメリカ国、対国同士だとどうして上手くゆかないのでしょう?

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