Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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在日米国商工会議所での講演

(2010年4月16日)

 先日、在日米国商工会議所(ACCJ)から招待され、ACCJの幹部が集まって毎月開かれるフォーラムで日米関係の現状について話をしてきました。講演とその後の質疑応答では、日米安全保障関係、外交政策、貿易・投資問題、開発援助などの話題を取り上げました。また、在日米国大使館が、日本に進出している米国企業との仕事上の緊密な関係を重視していることも、ACCJの会員の皆さんに伝えました。

 当日は、およそ1000社のACCJ会員企業から、常設委員会やタスクフォースの幹部など50人近くの方々が出席していました。その顔ぶれは、起業家や中小企業経営者から、「フォーチュン500」(フォーチュン誌が年1回発表する全米上位500社のリスト)に名を連ねる企業の日本法人社長まで、多岐にわたっていました。そのほとんどは日本での経験が豊富で、多くが何十年も日本に住んでいます。彼らの主な任務は、政策提言、ネットワークづくり、そして情報交換です。

 人の話から何かを知ることもあるので、私もこうしたイベントへの参加を楽しんでいます。この日は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)を支援するACCJの計画について知りました。ACCJでは、日米両国がそれぞれ2010年と2011年にAPEC首脳会議の議長国を務めるこの機会を生かそうと、日米のほかの経済団体と連携する意欲的な計画を検討してます。ACCJは、この2年間に、APECが地域の貿易・投資の自由化を促進することにより、日米の経済的繁栄に貢献することを期待しています。

 在日米国大使館は、この目標を共有し、その実現に向け、これらの経済団体と今後も緊密に協力していきたいと考えています。

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

ジム様

「ACCJ」わたくしの勉強不足こうして皆様のご努力だけに頼ることなく、ひとりひとりが協調・協力して考えなければひとごとでない、いずれ日本でも多くの物が不足してくるというのに、興味深いACCJご紹介ありがとうございます。

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