Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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メキシコ湾の原油流出事故

(2010年6月15日)

(写真 米国内務省)

 今月に入り、何人かのブログ読者から、過日のメキシコ湾の原油流出事故を憂慮する声が寄せられています。その中には、海面のはるか下での流出原油の拡散を食い止める手立てについて、有益なご提案もありました。コメントをいただくことは、私にとってとても励みになりました。というのも、こうしたコメントから、米国の問題に対して読者の皆さんが高い関心を持ち、この事故で環境や沿岸住民が影響を受けることについて、深い思いやりの気持ちを持ってくださっていることが分かったからです。

米海軍機動サルベージ潜水部隊が設置したオイルフェンスでニューハーバー島(ルイジアナ州)を囲み、海洋石油掘削基地「ディープウォーター・ホライズン」からの原油流出がもたらす環境被害を最小限に抑える措置が取られている(写真 米海軍)

 事故発生直後、日本政府から、メキシコ湾内の流出原油を封じ込めるための「オイルフェンス」を提供したいという申し出をいただきました。この時点では、米国政府は、日本の寛大な申し出にお礼を申し上げた上で、これを辞退しました。というのも、既に現地に用意してあるオイルフェンスで十分だと思っていたからです。しかし、原油の流出が予想以上に長引き、現在は、ある特定の種類のオイルフェンスが不足しています。このため米国政府は、このオイルフェンスが日本で調達可能か確認中です。今回の環境災害に対処する上で、米国は、日本の寛大な協力の申し出に非常に感謝しています。

 メキシコ湾原油流出事故対策の詳細はこちら(英語のみ)をご覧ください。

 最新情報--オバマ大統領は菅首相に対し、原油流出事故対策での日本の支援に感謝の意を表明しました。

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

ジム様

頭の痛いことばかり、ご心痛いたみいります「互いの思いやり」を大事にされてきたジム様

誰の責任でもない、「同じ地球に生きる皆で助け合わなければ」南ア ワールドカップも皆で各国を応援しています。あのまとまり方といえばすばらしい!眠れない夜が続いています

今回のメキシコ湾原油流出事故に、心より心を痛めておりますと共に、被災者の方々、環境の破壊を受けた、貴国国民の方々にお見舞いを申し上げます。

今回ブログにて、メキシコ湾災害にオイルフェンスの不足を知り、簡易オイルフェンスの製作アイデアを考えましたので、メールいたします。

簡易オイルフェンスは「塩ビ管」と「金具」「魚網」で製作できます、新規に新しい製品を製作するのではなく、市販されている製品を使用しますので、早期に設置出来ます。

専門化が製作をお考えの事と考えますが、この地球の痛みは、世界中の痛みです、お役にたてれば幸いです。

ご検討心よりお祈りいたしております。

はじめまして。初めてメールをいたします。

現在メキシコ湾で原油流出が止まらない状況が続いており、環境問題が騒がれている今、アメリカだけの問題ではなくなってきていると感じています。拡散防止の対策ではなく流出を止める対策は何かしているのでしょうか?

非常に原始的な方法ですが、良い案があります。巨大な円錐を作り、逆さま▽にしてフタをする方法はどうでしょうか?

更にこの円錐に管を取り付け、原油を取りだせるようにして、原油が噴き出す圧力を逃がします。

あくまで応急処置ですが、現在の流出量を最小限に食い止める事が出来ます。

是非ご検討ください。

メキシコ湾の原油流出防止(案)

原油流出パイプの真上に、鉄製の4本の支柱を組み、それに合った厚さ20㎝の銅版5枚程度を乗せ、その上から1~2t程度の鉛の板を原油の流出が止まるまで重ねる(流出をパイプごと圧殺する)方法が早く妥当だと思います。

添付ファイルが送れるなら具体的な図面を送りますが?

地球環境の配慮から、何かのお役に立てられたら幸いと思いメールいたしました

メキシコ湾の原油流出事故ついて、考えを述べたいと思います。新しい部品を製作する。漏斗を合わせたものを作成下の部分に重油紛失口に接続金具設置作成、中央部には重油が紛失圧力が長径が倍で4分の1により重油紛失口に接続金具設置に絶えれる長径の鋼管で製作、上部には新しい部品を設置の時は開放ででき重油紛失口に接続金具設置後は閉鎖できる構造にする。

すべての企業を結集して流失閉鎖できる力を発揮できて、地球財産の保全をいのります。

すでにご存じかも知れませんがPP(plypropylene)

繊維を極細かく裂いてかさ高にする(コンジュケート)と恐るべき油分吸着性を持ちます。

この性質を利用したオイルフェンスと巨大な海水バキュウムクリーナー用フィルターを作る事を提案します。PPのコンジュケート化技術は日東紡がノウハウを有しております、更に一時的な対策になりますがこのPPフェンスを多数のトロール船に底引きさせる事によって水中に拡散した油分の回収が可能となります。

担当様へ

メキシコ沖の原油流出を食い止める方法の提案

数トンの砂をいれられる大きな袋(土嚢)を用意して中に砂を入れ、それを数十個づつロープでくくり、流出箇所に投下すれば原油流出は食い止められますよ。いかがでしょうか。なぜ早くやらないのか不思議です。大至急やるべきです。

メキシコ沖の源油漏れの問題について一言。参考にならないかも知れませんが一つの提案をさせて頂きます。丸い(エンピツ)の形状した無垢の金属。又わ鉄筋コンクリートの棒状の物体を源油漏れのパイプの中に差し込むのは、如何でしょうか。1本の長さ30メートル位の棒状の物体を連結して数本又わ、それ以上の棒状の物体を源油漏れのパイプの中に差し込む。棒状の末端にわ蓋となる物体を連結しておく。棒状の直径は3種類にする70パーセント90パーセント100セントとする。1日も早く問題が善処される事を願う者です。以上

私は、メキシコ湾原油流出事故の対策を考えてみました。

老朽化した巨大オイル・タンカーの底に穴を開けて、そのタンカーで原油噴出穴を覆うと言う案です

船に溜まった原油を海上のタンカーがくみ出して原油として利用するのです。

BP社は一度小さなカバーで噴出穴を塞ごうとしましたが、小さなカバーは吹き飛ばされてしまい失敗しました。 今回はその代わりに巨大なタンカーを被せるのです。

この案をご検討ください。

メキシコ湾が元の素晴らしい状態に戻ることを祈っております。

以上

「メキシコ沖合の油流出事故による沿岸汚染対策としてご活用頂きたく」国土交通省のNETIS(新技術)登録品のバクテリアを活用した油の吸着分解剤に関して:

・重油を含む油のみを吸着分解します。
・環境に優しく、全て土に帰ります。
・粉体は海岸・海上など、どこでも使えます。
・フェンスは油の流出防止だけでなく、油も吸着します。
・マット・フェンス・粉体ともに一度吸った油は再流出しませんので二次汚染を招きません。

その他:経済産業省 資源エネルギー庁へご案内しました。非常に興味深い商品であるが、アメリカ政府より協力要請が来ていないので動きが取れないとのことでした。ご検討いただきたくお願いいたします。

先日のテレビ放送にてペリカンがオイルに包まれ飛び立つことも出来ずボランテアーの人達が洗浄して命を救っておりました、私共の近くでしたら即行動して応援したいと思いますが誠に残念です何か方法がない物かとメール入れました。

ジム 様
メキシコ湾のオイル流失事故は、今も流失をとめられない状況だと聞きます。そこで、アイデアを提案します。

第1のアイデアは、オイル流失源を遮断してその流失を止められない現状では、少なくともその流失を阻止できるまでの間、流失部分から流失するオイルをホース(またはホース状のもの)により、海上または海中で臨時に設けた簡易貯油場所または施設(以下簡易貯油施設と略記)に導き、保持しておくというものです。第2のアイデアもあります。具体的には、説明文を用意していますが、文字数が多くてここでは一度に送れないようです。

どのようにすればいいでしょうか。提案を本当に受け入れる用意がおありならご連絡下さい。

お気遣いとご提案をありがとうございます。日本のブログ読者の皆さんから、今回の災害についてさまざまな提案をいただきました。その反響の大きさに感激しています。皆さんに、こちらのウェブサイトをご紹介したいと思います。このサイトを通じて、誰でも直接、BPや統合地域司令部 (Unified Area Command) に提案を提出できます。使えるのは英語のみですが、良いアイデアがあればぜひこのサイトをご覧になってください。

ジム

始めまして。メキシコ湾での1500m海底油田事故につきましては大変な事だと思っております。

なかなか解決しないのを見るにつけ、水中ロボットでの本格的修理が完了するまでの間、仮設で原油を回収する方法としまして、私なりに考えてみました。

多少なりとも有効な様でしたら、ひとつの案として見て下さい。CADで図面を作成しました。メールでお送りしたいと思います。アドレスをお教え下さい。

一日も早い復旧を願っております。ちなみに英語はほとんど理解できません。

メキシコ湾の原油流出事故への提案です

深い海底にて高圧で噴出する原油を止める方案はありません、現在進行中の救出井戸に期待しております。この事案は、原因は人災ですが、すでに人類存亡をかけた自然と人類の戦争状態と言っても過言でないと考えます。

全人類の力を借りて原油回収船を大量にそろえましょう。現在ある商船に回収機能を付加したり、新たに造船して軍に運用させたりして、物量作戦で原油回収船で流出海域を囲い込みましょう。経済効率等を無視し本当に地球環境を守る熱意があれば、流出量を超える回収船を用意する事は出来るはずです。また世界に、全人類に協力を求め未曾有の大惨事を収める努力をする時ではないでしょうか?

私は薬剤師で保湿クリームの開発を行っておりますが、W/O型(油の中に水)の乳化をするために、ゼラチンを用いるとうまくいくことに気付きました。このことを原油流出事故処理の応用するために、簡易な実験を行った結果、油の量の四分の一程度のゼラチン水(水10ないし15に対し、ゼラチン1)を加え撹拌させることにより、油の中に水のある塊が多数カエルの卵のような形状になります。海でも波の力で乳化できればゼラチン水を加えるだけで同じようになるでしょう。そうすることによって、油の拡大が防ぐことができ、網などで掬うことが可能になります。

先ほどの続きです。

尚、網については、フッ素樹脂の細かなものが良いです。フッ素樹脂ははっ水性が高い分、表面では油のような高分子を吸着する性質があるらしく、様々の条件にもよりますが、油を漏らしにくくなります。塩ビでも良いですが、理論的にはフッ素樹脂が最適と思われます。

再度、続きとなります。

問題点は波がなく乳化が出来ない場合ですが、そのままこの網で油を掬うことも可能で、中途半端に波があるが乳化が不十分な場合には外力を多少加え乳化させたほうが良い場合もあるでしょう。ケースバイケースでやってみるしかないと思われます。とにかく、ゼラチンは安価で大量に入手も可能で、かつ安全ですし、フッ素樹脂製の網のようなものも、いろいろな大きさのもで作っている業者が日本にあります。これらの背景技術はwww.tokozure-kamogawa.jpの床ずれ研究会の中の、乳化技術についてはトップページの「ゆかいなびじん」の詳細な説明をご覧ください。フッ素樹脂については、特許公開2008-212591をご参照ください。

噴出しているパイプの根元に先端にドリルの付いた多機能バルブを取り付けバイパス耐圧ホースつなぎその後流出パイプを大きな圧力カッターで潰す。絵を書いて説明したいが、、、。

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