(2010年7月23日)

　今回のゲストブロガーは、ルース駐日米国大使の特別補佐官を務めるマシュー・Ｇ・フラーさんです。

ジム

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ルース大使、「オバマ」を訪問

　先日、ジョン・ルース大使とスージー夫人が福井県小浜市を訪れました。まるで３万人の小浜市民が総出で歓迎してくれているかのようでした。市役所に到着すると、ルース大使は、日米両国の国旗を振りながら「オバマ」コールを繰り返す大勢の市民の出迎えられました。

　少し前にホワイトハウスを訪れた２人の地元高校生から、ルース大使に花束が贈られました。

　松崎晃治・小浜市長、西川一誠・福井県知事との会談後、宿泊先のホテルへ戻る際、ルース大使は車を降り、ホテルまでの道を歩きながら、沿道で日米両国の国旗を振る数多くの市民と触れ合いました。商店街の皆さんや赤ちゃんを抱いた女性、中学校の生徒さんたち、そして御年97歳という理髪店のご主人やカラオケ店主などの皆さんです。心からの歓迎にお礼の言葉を述べ、握手し、そして「I Love Obama」の垂れ幕と星条旗の下で皆さんと写真を撮りました。

　その夜、松崎市長の主催で、小浜湾の美しい夜景を一望しながらの夕食会が開かれました。そこでは地元特産の魚介類をふんだんに使った料理が供され、「おばまガールズ」によるフラダンスが披露されました。

　翌朝ルース大使夫妻は、松崎市長ご夫妻の案内で、遊覧船で「蘇洞門（そとも）海岸」巡りをした後、明通寺を訪れ、小浜市特産の「若狭塗り箸」を扱う店にも立ち寄りました。昼食時には、オバマ大統領に似せた手作りの本物の能面がルース大使に渡されました。

　ルース大使は行く先々で、日米両国の国旗を振る多くの地元住民や、大使の小浜市訪問を歓迎する垂れ幕に迎えられました。ルース大使は、市職員と地元記者を前に、米国に対する小浜市民の熱意は日米関係の強さを示す証左であると述べました。そして、今回の訪問を大統領に報告することを約束しました。

マシュー・Ｇ・フラー