(2010年8月10日)
盆踊りの練習風景(米国ロサンゼルス・ガーデナ仏教会にて)
先日、アンと私は、都心の千駄ヶ谷駅にほど近い神社での盆踊り大会に出くわしました。明るくともる紅白のちょうちんと太鼓の音に誘われ、にぎわう神社の境内に入ってみました。
小さな子供たちがプラスチックのお面や光る頭飾りを買ってもらい、はしゃぎ回っていました。焼きそばや綿菓子、たこ焼きなどの屋台も出ていました。色とりどりの浴衣を着たきれいな女性たちがいたり、若い男性たちのグループがにぎやかな様子を見物していました。
こんな光景を目にして、アンも私もアメリカの盆踊りを思い出しました。アンは踊りが好きで、物心ついて以来ずっと、子供時代を過ごしたデンバーの仏教会で開催される盆踊りを楽しんでいました。
アンから聞いた話では、毎年お盆の1カ月ほど前になると、檀家の年配のご婦人たちが子供たちに盆踊りの踊り方を教えていたそうです。炭坑節や東京音頭などの曲に合わせた踊りを習ったことを、アンは今でも覚えています。何度か練習を重ねるうちにだんだん自信がついたようです。
浴衣姿のアン(米国バージニア州にある恵光寺の境内で)。私はこの写真を机の上に飾っています。この浴衣はアンが私に初めて盆踊りの踊り方を教えてくれた時に着ていたものです
幼いころのアンと父
私が初めて日本に来たころは、あまりにも複雑な踊りにおじけづいてしまい、盆踊りの輪の中に入れませんでした。なので、いつも見物役でした。でもアンと結婚すると、2人で一緒に踊れるようにと、アンが辛抱強く手取り足取り教えてくれました。今では、日本でもアメリカでも、2人で盆踊りを楽しんでいます。
ではまた次回。
ジム
ジム様
「盆おどり」わたくし幼少の頃には、盆おどりの唄を唄っておりました。父が三味線を弾いてい関係で..ムリヤリ わたしは和太鼓の響きが好きです、振動が体にまで響き 日本が誇れる唯一の打楽器とおもっています。 ジム様、Tryされてみてはいかがでしょうエヘヘ
いつか和太鼓をたたいてみたいと思います。
はじめまして。
本文読みまして、野球が外来文化であることを思い出した次第です。。。
野球の母国の方には言うのは失礼かもしれませんが。
考えてみれば、野球が渡来した当時の人はほぼ死に絶えているわけですから、ほんとに「明治は遠くなりにけり」ですね。