(2010年10月8日)
浦添市立図書館職員の皆さん(中央の3人)、レイ・グリーン総領事(右端)と私(左端)。シーサーも見えます
先日の沖縄訪問では、浦添市立図書館にも伺いました。この図書館は在沖縄米国総領事館と協力関係にあり、英語で書かれた書籍や、米国に関する日本語の図書もそろえています。
私がお邪魔した日、館内のアメリカ情報コーナーでは、3人の高校生が一生懸命勉強していました。その中の1人は、この図書館は英語の勉強のためによく利用する、と話してくれました。この生徒さんは、いつか留学したいと言っていました。生徒さんたちの勉強をあまり邪魔しないように館内の英語の蔵書を見て回ったところ、米国に関する書籍、米国の文学作品のほか、沖縄やその特異な歴史・文化について英語で書かれた蔵書が多数ありました。
アメリカ情報コーナーの児童書のセクションは、特に印象的でした。ここでは絵本は貸し出しており、英語の原作とその日本語訳版の両方を一緒に借りられます。ですから、お子さんたちを英語の世界にいざないながら、素晴らしい物語を親子で楽しむことができます。
津波清館長(右端)と
当日は「読み聞かせ」の集まりに来館した親子連れに、総領事館の職員が児童書を朗読しました。
浦添市立図書館では、お会いした館長さんから、同図書館が英語教育普及に果たした功績により文部科学大臣から賞を受賞した話を伺いました。同図書館と米国総領事館の協力関係を知り、また勤勉に勉強する若い人たちにもお会いすることができて、うれしくなりました。
ではまた次回。
ジム
ジム様
図書館・読書は多様性の考え方を身につける為にも大変重要であると、私は考えます。沖縄情報局に「図書館」が設立されていることも、アメリカの習慣や文化を伝えるとてもすばらしいことですね?
日本の文学も奥深く素晴らしい作品がございますが、英文学のそれにもまさる作品が多々あるのだとお察しいたします。和英・英和でなくそれそのもので感じたいと日々勉強中です。
ジム様は日頃どのような本を読んでいらっしゃるのですか?
コメントをありがとうございます。バーバラ・デミック著「Nothing to Envy; Ordinary Lives in North Korea」という本をちょうど読み終えたところです。北朝鮮の人々の飢餓との闘いを描いた、とても啓発的な内容でした。
ジム様
「読書」様々な出来事に「向かう良い力」となりますね?わたしは先達ダニエル・ピンク著「モチベーション3.0」を読み終え俄然はりきっちゃって...よく理解していないようにもおもいますが、読みなおしてみます。