Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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自宅でのおもてなし

(2010年11月16日)

アメリカ式のくつろいだホームパーティーに集まったオウさんの友人たち。政府で働いている人もいれば、民間企業にお勤めの人もいます

 アメリカ人の多くは、友人を自宅に招いてのおもてなしが大好きです。アンも私も、多くのアメリカ人と同様、どちらかというとあまり形式ばらないおもてなしの方が好みです。アメリカでは来客があるとこんな言い方をよくします。「Make yourself at home(どうぞおくつろぎください)」。これは、自分の家にいるようにくつろいでほしいという気持ちの表れです。

 お客様は、よその人というより家族のように扱います。家族にやってもらうように、食事の準備や後片付けをお客様に手伝ってもらうこともあります。

 アンと私は先日、大使館で一緒に働くアンドリュー・オウさんの自宅に招かれ、彼の友人たちにお会いしました。とてもうちとけたパーティーで、心からくつろげる楽しいひと時でした。

「ご自由にどうぞ」。自由におかわりをする来客たち。後ろの大きな食卓にはまだまだたくさんの料理が残っています

 オウさんのご自宅に到着すると、先客の1人が台所でお母さん直伝の中華料理を1品作っているところでした。別の先客は食卓の準備をしていました。さらに、いなりずしやイタリア風ミートボールなど、皆さんがそれぞれの家庭料理を持ち寄ってきていました。これは、みんなで一緒に食べるためです。ちなみに、アンと私が持参したのは手作りのチョコレートと日本酒。私たちの取り皿は、まさに国際色豊かな料理でいっぱいになりました。

 オウさんの友人たちとはすぐに打ち解けることができました。皆さんのご出身は日本、アメリカ、それにアジアのほかの国々とさまざまで、いろいろな国の言語で話に花が咲きました。夜が更けるにつれ、皆さんの多くとは以前からの知り合いのような気がしてきました。

大使館職員、政治部記者、大使館関係者らと語らうアン

「ド~ゾ」。オウさんの友人で、ボーイング社のトム・ブレッケンリッジさん(左)にアメリカ大使館ブランドのワインをすすめる私(右)

 おいとまする時間になると、アンも私もちょっぴり名残惜しい気持ちで家路につきました。私たちは2人とも、オウさん宅での形式ばらないホームパーティーで文字通り「家にいるようにくつろがせて」もらい、すてきな夜を楽しみました。

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

ジム、アンさん

こんばんはパーティを楽しまれたようで良かったですね。

>おいとまする美しい日本語をご存じですね。

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