Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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感謝祭

(2010年11月19日)

 来週私はカリフォルニア州に帰省し、家族と共に感謝祭を祝うことにしています。両親と姉はサンディエゴに住んでおり、北カリフォルニアに住んでいる妹もサンディエゴに来ることになっているので、今年は家族みんなが姉の家に集まって感謝祭のごちそうを囲む予定です。

この七面鳥、おいしそうではありませんか?

 家族全員がそろうのは今年の2月以来なので、今からワクワクしながら再会を楽しみにしています。

 感謝祭は自然の恵みに感謝する日であり、昔から私の好きな祝日のひとつです。その起源は1622年にさかのぼります。その年、53人のイギリス人入植者が住むマサチューセッツの小さな植民地が初めて感謝祭のお祝いをしました。そのとき彼らは90人のアメリカ先住民を招き、その年の豊作を一緒に祝ったのです。当時、入植者たちの暮らしはとても不安定で、新しい環境に適した耕作や狩猟の方法を手ほどきしてくれたアメリカ先住民たちがいなかったら、アメリカに入植した直後の数年間を無事に乗り切ることはできなかったでしょう。

アメリカ人は感謝祭の七面鳥料理をクランベリーソースで食べることが多いです (写真提供BSフジ)

 今では、アメリカ人のほとんどが、食料の生産に直接携わることはありません。それでも、私たちの食料となる農作物を育て、収穫してくれる少数の国内農家のおかげで、私たちはさまざまな食べ物を楽しめる社会で暮らすことができます。毎年の感謝祭は、私たちの幸運を心に刻み、私たち皆が口にする安全で信頼できる食べ物を生産してくれる国内農家に感謝する良い機会です。

 ルース大使夫妻が感謝祭をどのように祝うか知りたい方はこちらをお読みください。またアメリカの感謝祭の料理のレシピはこちらからどうぞ。

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

国内農家に感謝する良い機会です。長らく忘れていました。子供たちに伝えたい思いです。

それでは、ジム、アンさんよい感謝祭を!

牛丼屋で、アルバイトしている者です。いまTTPで、揉めていますが、もし、自由貿易になれば、今現在、牛丼一杯約350円が、250円で、常時提供でき、日本産米に、こだわらなければ、一杯200円で、提供できます。向かいの大手、ハンバーガーショップはワンコイン500円戦略を続行していますし。さてデフレーションなので、値下げはつずきます。

ばらまきで、農家を保護すれば、一般消費者の利益を侵害することになるのですが。いかがお考えなのでしょうか。

日米両国はお互いの貿易関係から双方が利益を受けている、というのが私の考えです。貿易を通じて消費者の選択肢が広がるというご意見には私も同感です。私もいつか、お勤めのお店で日本産のおコメに乗った美味しい米国産牛肉の牛丼を味わえたら、と思っています。

ジム

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