Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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年越しそば

(2011年1月4日)

 日本の年末年始にいただく食べ物の中で私の好物のひとつが「年越しそば」です。そばならいつでも食べたいと思いますが、長くて細いそばが行く年と来る年をつなぐというイメージから、特に大みそかにふさわしい食べ物になっているようです。

 アンは、私たちがどこに住んでいようと、毎年大みそかにそばを用意してくれます。アメリカにいる時は、アジア食料品店に出かけて乾麺を買い求めます。けれど東京では幸いにも、「更科堀井」というおいしい老舗のおそば屋さんの近所に住んでいます。1789年創業のこのお店は、近隣地域にすっかり根付いています。アメリカからやってきたお客さんを更科堀井に連れて行くと、アメリカ合衆国と同じくらい長い歴史を持つこのお店に皆感銘を受けます。

 新年を迎える直前は打ちたてのそばが飛ぶように売れるため、更科堀井は店の外の歩道にスタンドを置いて道行く人に直接そばを販売します。アンは12月30日にこのスタンドまで歩いて行ってそばを買いました。12月31日の夜には買ってきたそばをゆで、アンのお母さん直伝のそばつゆを作り、そこに紅白のかまぼこ、ネギ、三つ葉を添えて、2010年最後のおいしい食事を作ってくれました。

 更科堀井のウェブサイトはこちらからどうぞ。

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

ジム様

アメリカでは年越しにつきものの食べ物はないのですか?新年につきものの食べ物はありますか?

アンはデンバーで育ったのですが、当時彼女のお母さんは年越しそばにてんぷらを添えてくれたそうです。

ジム様 アン奥様

「年越しそば」国内地域により様々ですね?「つゆそば」他に「つけそば」だったりトッピングにデンバーでは天ぷら?Good!小国、日本でもこんなに違う文化のあること教えていただきました。今年は国内外の様々の思想・文化に主体的にchallengeしてゆきますズムワルトご夫妻も健康で好い歳を過されますよう祈念して

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