長崎散策
(2011年2月25日)
長崎は散歩に最適の町です。市内を歩いていると急な坂道にぶつかることもありますが、そんな険しい坂道でも、登り切った後に素晴らしい景色を楽しめるので報われます。こうした細い道を抜けて行く途中には興味をそそられる場所もあります。
亀山社中付近にある『竜馬のぶーつ』 (Wikipedia photo)
今回の長崎の旅では市内の寺町を歩き、お寺を何カ所か訪ねました。長崎は中国との長い交流の歴史があり、その影響がお寺にも及んでいます。19世紀に坂本龍馬が長崎に住んでいた頃歩いていた路地を、私も通り抜けてみました。急勾配の路地を登った先に、龍馬が中心になって結成し、日本の民間会社の草分けのひとつになった「亀山社中」の跡があります。坂道を登る途中、いくつもの小さなお寺やひっそりとした墓地を通り過ぎました。
(Wikipedia photo)
市内を流れる中島川沿いにもすてきな遊歩道があります。この木陰の遊歩道で見かけたのは、穏やかに言葉を交わす老夫婦と、小さな犬を連れて散歩中の主婦と思しき中年の女性でした。17世紀に架けられた「眼鏡橋」の近くで立ち止まり橋に目をやると、石造りのアーチとそのたもとを流れる川面に映る影は、まさに昔の眼鏡の形そのもの。
素晴らしい発見の連続に冬の寒さもどこへやらでした。
ではまた次回。
ジム
ジムさん、はじめまして！ブログの中で私も故郷である長崎が取り上げられていましたので、メッセージを送らせて頂きました。懐かしい風景に外国の方の コメントが寄せられて、新鮮に思えました。私もアメリカは大好きです。映画好きなのでハリウッドや。カウボーイの雰囲気を感じる南部の地方にはあこがれを持ちます。
