(2011年4月5日)
津波で沖合いに流されていた宝亀丸の船影を写真に収めた時、米海軍は、この漁船がシホさんとご家族のもとに戻る手助けができるとは思ってもみませんでした
「I am a 14-year-old Japanese(私は14歳の日本人です)」。先月こんな題名のメールが、「トモダチ作戦」の後方支援に当たる米海軍第7艦隊旗艦「ブルーリッジ」艦上でその日の仕事を始めたばかりのマイク・モーリー少佐の目に止まりました。
メールは北海道に住む「シホ」と名乗る日本人の少女からで、助けを求める彼女の思いがたどたどしい英語で書かれていました。父親の漁船が津波にさらわれてしまったので、これを探すために米海軍に力になってもらえないかと尋ねてきたのです。モーリー少佐は、少女が冷静な、節度を持った態度で助けを求めていることに胸を打たれました。
宝亀丸が戻り、喜ぶシホさん(左)とお母さん
モーリー少佐はシホさんからのメールを読み返し、「お父さんの船が見つかるよう、なんとかやってみましょう」と返信しました。すると間髪おかず彼女から、希望を持って知らせ待っているという返事がありました。彼女をがっかりさせることなんてできない…。そう心得ていたモーリー少佐は、シホさんの父親の漁船が母港から何キロも離れた海上を漂っている写真を撮った米海軍の僚船に連絡を取りました。写真で見る限り、船の状態はとても良さそうでした。追跡調査の結果、モーリー少佐は漁船が最後に目撃された地点の緯度と経度の情報を彼女にメールで知らせてあげました。
シホさんからはこんな返事がありました。「本当にありがとうございます。私も家族も行方が分からなくなっていた船の写真を見て、涙がこぼれてしまいました」。数日後、彼女からまたメールが届きました。米海軍が提供した緯度と経度の情報をもとに、海上保安庁が彼女の父親の漁船を発見したので、父親がタグボートで船を取りにいく、とのことでした。彼女はモーリー少佐の親切を「一生、忘れません」とも書いていました。
モーリー少佐は、大震災で悲惨な状況にある家族のために何らかの役に立てて本当に良かったと同僚ともども思っていると返信しています。
ではまた次回。
ジム
東日本巨大地震に関するアメリカ合衆国の 対応について感動しています 私は、今回の地震は、これが現実の事か、こんな事が あって良いのかと過しています。
こういう被災の中で貴国がすばやく誠意ある行動を とっていただき感謝の念にたえませんし、この事は 子供や孫まで語りついでいきます。 本当にありがとうございます。
お礼を一言申し上げたくて投稿しています。
お願いです。どうか日本をお助け下さい。 福島原発をどうか無事終息させるためお力をお貸しください。毎日息をするのがつらいです。どうかどうかお助け下さい。
モーリー少佐のご尽力に心から感謝いたします。 シホさん家族の喜びや安堵は、計り知れぬものが あると思います。
震災以後、あらゆる局面での貴国からのご援助を 本当に有難く、また原発事故に思いを致せば 心苦しくも思っております。
あらゆる助けの手を差し伸べて下さる米国の皆様に どうぞこの気持をお伝え下さい。
アメリカ合衆国大使館主席公使James P.Zumwalt 様
アメリカ合衆国海軍少佐 Mike Morley 様
一人の日本人として深謝の意をお伝えしたくメールさせていただきます。
Mike Morley少佐が多忙な中、親切に対応していただいたこと、また、James P.Zumwalt 主席公使がこの情報を公表して下さったことに感謝いたします。
モーリー様ジム様アメリカの皆様
ありがとうございます。シホちゃんありがとう。
日本の友達、アメリカ軍とアメリカ国民の皆様へ。
私は障害者です。ボランティアに東北に行きたくても行けません。空母「ロナルド・レーガン」をはしめ、多くの軍隊の皆様が一丸となって「友達作戦」にて支援物資を届けてくださって本当にありがとうございます。 とても感謝しています。アメリカ軍とアメリカ国民の皆様。ありがとうございます。
日本人の一人としてこの度の貴国の日本に対する救援活動に感謝の意をお伝えいたしたいと思います。この機会が貴国との同盟関係をより力強くし、同じ海洋国家としてこれからも末永く同盟関係を保持していければと願っております。日米関係に幸あれ。
I deeply appreciate your help. We Japanese strongly desire to keep our alliance for a longer time in the future. God bless you, Japan bless the USA!
東日本大震災での貴国の活動に感謝します。
少女の希望を叶えていただき、ありがとう。
このたびのアメリカ軍のご支援に感謝しております。
ご活躍の割に報道が少ないように思えますが、心ある日本人はすべて分かっているのです。
困難なときに、受けた恩は、絶対に忘れられません。
次は、なんらかの形でお返しをしたいと思います。
混乱の続く中、米軍三沢基地に勤務する海軍士官を夫に持つジェミニ・サンフォードさんを初め、多くの方々が早い段階から積極的に孤児の支援に乗り出して下さいましたことを知り、胸が熱くなりました。flickrでは伝えきれない地道な活動に従事されておられる方々の存在を知り、全軍挙げての今回の支援の奥深さに、米国民の皆様の良心と正義の底力を見せつけらています。本当に感謝いたします。
今回の東日本大震災で助けてもらい、1日本人として感謝しています!本当にありがとうございます!
アメリカ国のみなさま
貴国の力強い助けに、今「ともだち作戦」の「ともだち」にふさわしい「ともだち」「強い日本」ひとりひとりが「強い人間」にならなければと強く感じています。
この災害を乗り越え未来には米国、日本の「強いアメリカ国民」と「強い日本国民」のパートナーシップが堅く結ばれるとしんじています。夢を希望をありがとうございます。