Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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クリントン国務長官の訪日

(2011年4月19日)

アメリカ大使館で職員の家族と写真を撮るクリントン国務長官(2011年4月17日)

 今週、私たちはヒラリー・クリントン国務長官を日本に迎えました。クリントン長官は、天皇、皇后両陛下との懇談、菅直人首相および松本剛明外相との会談で、先の東日本大震災と原発事故で日本が被ったおびただしい損失に対し、哀悼の意を表しました。

 クリントン長官は連帯と希望のメッセージも伝えました。長官にはトム・ナイズ国務副長官と全米商工会議所のトム・ドナヒュー会頭が同行しました。長官からナイズ副長官とドナヒュー会頭に対し、官民が協力して復興に向けた日本の政府と経済界の取り組みを支援するよう要請がありました。

皇居で天皇、皇后両陛下に迎えられるクリントン長官(4月17日)

 クリントン長官の訪日により、これから経済復興の道を歩み始める日本に対し、米国は今後も支援を続ける用意があるというメッセージがさらに強調されました。長官は、日本国民の冷静さと再建への決意に私たちがいかに心を打たれたかという点にも触れています。

官邸で菅首相と握手するクリントン長官(4月17日)

外務省飯倉公館にて松本外務大臣と(4月17日)

 クリントン長官は離日の直前、米国大使館で職員とその家族に会いました。長官からはその際、アメリカ人と日本人の大使館職員が協力して日本の友人の支援に当たっていることをとても誇りに思っているという話がありました。クリントン長官が訪日した時の写真をここに何枚か掲載しました。どうぞご覧ください。

左からトーマス・ドナヒュー全米商工会議所会頭、クリントン長官、松本外務大臣、米倉弘昌・日本経団連会長。クリントン長官と松本外務大臣は、東日本大震災からの日本の復旧・復興を支援する日米間の官民一体の協力を発表した(4月17日、飯倉公館にて)

アメリカ大使館でルース大使から紹介されるクリントン長官(4月17日)

4月17日、飯倉公館にて松本外務大臣をはじめとする日本政府の代表と会談するクリントン長官と米国代表団。長官の向かって左隣がルース大使

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

クリントン国務長官様。本当に、綺麗だった。年輪とともに、すべてにおいて、美しくありたいです。

今(4/21,23:10)、テレビを見ています。アメリカ軍が自衛隊と共に、瓦礫に埋まった仙石線の復旧に努めている映像が映しだされています。 本当に有難いことです。

 我が日本にとって、アメリカほど頼りになる国はないということを思い知らされたのは私だけではないと思います。

 今回のクリントン国務長官の訪日にも感動しました。厚く御礼申し上げます。

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