Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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「グッド・タイム・チャーリー」

(2011年9月16日)

チャーリー(中央)の仲間たちと私(左端)

 熊本県熊本市。古城と地元の郷土料理、それに水前寺公園で有名な都市です。でも同市内には、日本在住のアメリカ人の間で人気の場所がもう1カ所あります。それはバー「グッド・タイム・チャーリー」

 先月、私はこのお店に足を運び、チャーリー永谷とそのバンドが熱狂的なお客さんたちを前に演奏するアメリカのカントリーミュージックを聴いてきました。お店に居合わせた日本人のお客さんたちは、男女を問わず、ジーンズにブーツ、そしてバンダナといったいでたちでした。チャーリー永谷が演奏する音楽に合わせて踊ったり、客席で手拍子をしたりで、皆さんノッていました。お店で私が頼んだのは冷えた喉越しのいいクアーズのビールでしたが、ケンタッキー・バーボンやテネシー・ウイスキーのソーダ割りの方がウケているようでした。

ジェイソン・クーバス在福岡米国領事館首席領事(右から2人目)、カントリーミュージックの若いファン2人、そして私(左端)

 一通りの演奏が終わって休憩に入ると、チャーリーが私のところへあいさつに来てくれました。20歳のバースデー・パーティーでカントリーミュージックと「恋に落ちた」と打ち明けるチャーリー。友人がパーティーに呼んでくれたカントリーミュージックのバンドの演奏を聴いたのがきっかけだったと教えてくれました。以来、チャーリーはカントリーミュージックの演奏にハマりっぱなしで、たびたび渡米してはナッシュビルにあるグランド・オール・オプリ劇場でアメリカ人の聴衆の前で演奏しています。また毎年10月には、チャーリーの企画・総合プロデュースによる野外カントリーミュージック・フェスティバル「カントリー・ゴールド」が阿蘇山麓で開催されます。

 チャーリーに呼ばれてステージに上がった私は、在福岡米国領事館から託された記念硬貨を彼に進呈し、硬貨を交換するのは米国の軍隊の伝統だと説明しました。新しい友人には、友情と敬意の証しとして、自分の所属する部隊から硬貨を贈るのです。

 チャーリーのお店の壁は、訪米のたびに増え続けたおびただしい数の記念品でいっぱいでした。皆さんも熊本へ行かれることがあれば、ぜひグッド・タイム・チャーリーのお店にも立ち寄り、チャーリーの演奏に耳を傾けてはどうでしょうか。多分、新しい硬貨も記念に飾られているはずです。

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

ジム様 チャーリー様

こんな時こそエンターテインメントは必要だと思っています。カントリーミュージックを私はよく聴いたことないのですが..今は「We are the world」のハウスヴァージョンを聴きながらはりきって毎日出社! What does "We are the world" mean?

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