Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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バーンズ国務副長官の訪日

(2011年11月8日)

バーンズ国務副長官と握手する玄葉光一郎外相(写真提供 外務省)

 2週間前、ウイリアム・J・バーンズ国務副長官が就任後初のアジア歴訪で来日しました。副長官は首相官邸と外務省で日本政府関係者と協議したほか、民主・自民両党の幹部とも会談しました。

 今回の訪日でバーンズ副長官は、日米同盟の価値が揺るぎないものであることを再確認するとともに、日米両国の協力関係がまさに地球規模であることをはっきりと示しました。また日米関係が、強固な経済的つながりと多方面にわたる人と人との交流を内包している点も強調しました。

 今回の訪日を計画するに当たり、バーンズ副長官から日本の「将来の指導者」たちとの交流を望む意向が伝えられました。そこで東京大学の学生を対象に講演する機会を設けたのです。講演後の質疑応答では、学生から北朝鮮や中国、イラクやアフガニスタンといった国に対する米国の外交政策について質問が出て、皆さんが地域・国際情勢に強い関心を持っていることが分かりました。

外務省当局者との協議の様子(写真提供 外務省)

バーンズ国務副長官の講演に耳を傾け、質問する東大生

 日本の政治指導者との会談と「明日の指導者」との交流は、バーンズ副長官にとってアジア歴訪の素晴らしい第一歩になりました。副長官の話を聞き、両国間で今後も活力に満ちた協力関係を維持するには、日本と関わっていくことが重要だと私も再認識しました。

 バーンズ副長官の東大での講演の全文(英文)はこちらをご覧ください。

ではまた次回。

ジム

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バーンズ様 ジム様

他人事ではない、吾ら日本の、世界の、地球の大切な存在の為ご指導いただきありがとうございます。 「よろしく」ではすまされない、わたしたちも一緒に考えてゆきます。ご指導下さいませ、重ねてご自愛きださいませ。ありがとうございます。

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