雨の日
(2011年11月22日)
どんな暗雲でもその合間には明るい兆しが見えます
先日の朝、目覚めたら雨。ちょっぴりがっかりしました。でもよく考えてみたら、雨が降らなければ、こんな快適な暮らしもままなりません。雨が降ってくれないと農家の方たちは作物を育てることができず、私たちも夜お風呂を楽しめません。
窓の外の降る雨を眺めていたら、「日本は資源に乏しい国」という日本の多くの友人たちの言葉を思い出しました。日本は石油や貴金属やレアアースといった資源に恵まれていないというご指摘です。
一方、南カリフォルニアの私の地元では、最も大切で貴重な天然資源は水です。その水がとても希少だからこそ、私たちは水の大切さが分かっています。遠く離れたコロラド川や北カリフォルニアから水を運ぶために巨大な導水管を整備していますが、それでも十分な水の供給を確保するため、地元住民は貴重な水の使用制限を余儀なくされることがままあります。
年間を通して降水量の多い日本は、最も大切な天然資源である水に恵まれた国です。そんなふうに考えていたら、その日の朝はいつもより素直な気持ちで雨を受け入れられました。
ではまた次回。
ジム
ジム様
生まれた時から「水はあたりまえにあるもの」と私たち日本人、私だけかな？ととらえていましたが「水」は資源なのですね？
日本の自然は本当に素晴らしいと思います。でも、自然災害もとても多いです。地球上のどこでも、楽して生きていくことはできません。それだけに、生きてるってそれだけで素晴らしいですね！
