Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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日本の酒文化

(2009年12月15日)

日本酒の専門家に囲まれたアンと私

 在日米国大使館の職員たちは、日本に滞在中、日本独自の歴史や文化に触れることができる素晴らしい機会に恵まれています。先日、米国大使館の職員40人を自宅に招き、日本の酒文化を学ぶ会を開きました。

 清酒の卸売り業者を含む専門家の方々にお越しいただき、日本酒の歴史や醸造法、そして日本酒の味わい方などについて、ご説明をいただきました。その説明によると、どんなアルコール飲料にも理想的な飲みごろの温度というものがありますが、お燗(かん)をしたり、室温あるいは冷やで飲むなど、日本酒ほどその幅が広いものは、ほかにないそうです。また、甘みとうまみが清酒の味わいを構成する最も基本的な2大要素なのだそうです。ワインやウイスキーなどの蒸留酒とは対照的に、ほとんどの清酒の賞味期限が製造後半年から1年で、その間なら品質も最高だということです。

お酌でおもてなし

利き酒を楽しむ大使館職員

 いつも思うことですが、日本の皆さんは自国の文化を外国人にとても親切に惜しみなく説明してくれます。その日も例外ではありませんでした。米国大使館の職員たちも日本の酒造りの長い伝統を知り、和食と合うお酒の楽しみ方が学べる機会に接することができ、非常に感謝しておりました。もちろん、その夜は私たちも、新潟や秋田や高知といった日本の酒どころの地酒を利き酒しながら楽しみました。それぞれに独特の風味があり、一番好きな銘柄を決めるために、ぐい呑みを何度も空にしなければならなかったほどです。

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

ジム様

ジム様叉アメリカ国の協力的活発な活動を伺うも、日本国の足並みのそろわない政府・国民(わたくしも日本国民)両国の絆?が壊れてしまわないよう祈念するばかりでございます。ご多忙なうえ厳しい季節ご自愛くださいませ

励ましのお言葉、本当にありがとうございます。日米の同盟関係は強固であり、両国政府は共に日米関係をさらに強化するため、一生懸命、取り組んでいます。皆さま方のご支援を受けて、この取り組みに必ず成功すると、私は確信しています。

-ジム

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