Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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「デモクラシー・ビデオ・チャレンジ」

(2010年1月22日)

 先月、谷山雄二朗さんという方にお会いしました。谷山さんは昨年、米国国務省主催のビデオコンテスト「デモクラシー・ビデオ・チャレンジ」に参加し、アジア地域からの決勝進出者のひとりに選ばれました。このコンテストは民主主義についての対話を促進することを目的に世界規模で行われるもので、応募作品はYouTube上で見ることができます。谷山さんのような参加者が制作した「民主主義とは…」という文を完結させる短編ビデオの中から、毎年、世界を6つに分けた地域ごとに1作品が優秀作品に選ばれます。選ばれた作品の制作者たちは、ワシントンとニューヨークとロサンゼルスでの上映会と表彰式に招待されます。2009年は、95カ国から900人を超える応募がありました。

 谷山さんは2分間の短編ビデオ「Democracy and Obama City(民主主義と小浜市)」を制作しました。この作品は人を引き付ける独特の手法で民主主義を考察しており、私も本当に楽しませてもらいました。また、谷山さんの創造力と豊かな国際経験には本当に感心しました。日本、オーストラリア、タイ、そして米国で子供時代を過ごした谷山さんは、民主主義を多面的にとらえ、それを作品の中で示しています。

 米国や日本で暮らす私たちは、時に、民主主義はあって当然のものと考えがちです。「デモクラシー・ビデオ・チャレンジ」は、私たちが享受している自由を祝い、そして私たちにとっての民主主義の意味を表現する素晴らしい方法のひとつと言えるでしょう。皆さんも、今年のコンテストへの参加をお考えになってはいかがでしょうか。ちなみに、応募期間は2010年1月31日までです。日本から多数の応募作品があることを期待し、来年もまた日本から受賞者が出ることを待ち望んでいます。

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

ジム様

私たちにとっての「民主主義」の意味?「自由」なんてない「あたりまえ」なんてない...

今この一瞬×2に感謝し、こころ豊な自分創りに励みます ご指導くださいませ

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