Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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ゲストブロガー 「国際女性の日」を記念して

(2010年3月5日)

 今月のゲストブロガーは、在日米国大使館広報・文化交流部のキャシー・ジャイルズ=ディアズさんと経済部のナオミ・ウォルコットさんです。「国際女性の日」を記念して、米国大使館で働く女性職員を紹介してくれます。

ジム


女性の活躍に思いをはせる

山梨県北杜市にある財団法人キープ協会(KEEP)の清泉寮新館オープン・イベントでリボンカットをするキャシー(右端)

 近年の働く女性の躍進には目覚ましいものがあります。3月8日の「国際女性の日」は、こうした女性たちの活躍に思いをはせるまたとない機会です。米国では、女性が労働人口の49%を占め、多くの女性が出産後も仕事を続けています。2009年現在、18歳未満の子供を持つアメリカ人女性の71%が外で働いています。在日米国大使館では、すべての部署で女性職員が働いていますし、各地の領事館でも同様です。日本で私たちの職務を遂行するには、こうした大勢の女性職員の存在が欠かせません。今回、その中から2人をご紹介します。

スワンカフェ&ベーカリーで行った大使館のボランティア活動に参加するメーガン(左から2人目)。スワンは障がい者の職業訓練を行っている

 1人は、ビザ担当官として領事部で働くメーガン・ファヌーフさんです。彼女は大使館コミュニティーでの活動に積極的で、アメリカ人職員の福利厚生機関の委員のほか、国務省に入省したばかりの職員を対象にした「キャリア開発プログラム」の取りまとめ役を務めています。メーガンの日本勤務はこの春に終わり、やはり外交官のご主人エドワード・ルケーシさんと共に、在イラク米国大使館へ転勤することになっています。仕事以外では、ボクシングとランニングを趣味にしています。ちなみに、彼女は2009年の東京マラソンを完走しています。

東京都世田谷区の桜町小学校で児童にアメリカの文化を説明するナオミ

 次にご紹介するのは、広報・文化交流部の教育・人物交流室で人物交流を担当している廣江未希さんです。廣江さんは2007年から米国大使館で働いており、昨年米国大使館が主催した最大のイベントのひとつで、米国留学の情報提供を目的にした「アメリカ留学EXPO2009」の開催準備に携わりました。このイベントが大成功を収めたため、今年10月にも同様のイベントを行うことになり、彼女は今その準備に追われています。8歳の女の子と5歳の男の子のお母さんでもある廣江さんは、ビオラを習い始めたばかりで、バイオリンを習っているお子さんたちといつか3重奏する夢を持っています。

 米国大使館・領事館では、全職員のための快適な職場環境の推進を目指して努力しています。日米の働く女性たちがいかに重要な役割を果たしているかを実証しているこうした才能ある女性たちと一緒に働けることを、私たちは光栄に思っています。

キャシー・ジャイルズ=ディアズ
ナオミ・ウォルコット

COMMENTS

ジム様

「女性の活躍」「職場環境」と興味深いお話ありがとうございます。職場に限らず「環境」は大切「人は環境で創られる」

「女性の活躍」女性として家庭での役割、就業はやわらかく暖かいものと考えます。互いを思いやり生きている喜び、就業の喜びを未来に向けて進む人となりたいものです。

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