Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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高校の同窓会

(2010年4月2日)

東京で開かれた「アメリカからの帰国組」との同窓会で

 先日の夜、私の日本での「母校」である駒場東邦高校の同窓会に出席しました。とても懐かしい思いがしました。10年以上前から、米国在住の駒場東邦高校卒業生が、毎年ニューヨークで同窓会を開いてきたのですが、今ではその多くが日本に帰国しています。こうした「アメリカからの帰国組」が定期的に会って、高校時代のことや米国生活の思い出話に花を咲かせているのです。

 同窓会の会場内を回って自己紹介をする時に、誰もがまず話題にするのは高校時代のことでした。私たちの脳裏によみがえってきたのは、卒業した年のことや部活などの校内活動のこと、それに体育祭でのそれぞれのチームのことなどでした。話の中で私が持ち出したのは、2人の先生のことでした。ひとりは、英語のタガワ先生。もうひとりは、世界史のシバハラ先生。同窓会出席者の卒業年度はばらばらで、最大で30年以上の開きがありましたが、多くの卒業生が、野球部の試合の応援に行ったことや、女の子たちと出会えるのではないかと淡い期待を抱いて他校の文化祭に出かけた(むなしい努力でしたが)ことなど、共通の思い出を持っていました。

駒場東邦の制服を着た高校時代の私

 高校卒業後は、それぞれが別々の道を歩んできました。貿易会社の役員、銀行員、弁護士、技術者、ジャーナリストなど、職業もさまざまです。私のほかに、もうひとり、外交官になった人がいました。日本人にとって海外生活は、慣れるまで何かと大変だと思いますが、高校時代の仲間たちの話を聞いていると、米国に住んでいたころを懐かしんでいるようでした。大変だったことも、今では笑い話になりました。私自身も、いつか米国に戻る日が来ますが、その時は東京で暮らした素晴らしい思い出を胸に抱いていることでしょう。

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

ジム様

駐在中のジム様アン奥様の日々が好き思い出となりますよう現在のジム様も素敵ですが高校生時代のジム様なんてスタイリッシュ!ますますファンになってしまいます。

ジム先輩

ブログを早速拝見いたしました。先日はお目にかかれて大変光栄です。駒場東邦がますます素晴らしいと思いました。まさかUSAの公的機関にもOBがいらっしゃるとは知りませんでした(笑)。今後のご活躍を期待しております。

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