(2010年7月16日)
今回のゲストブロガーは、アラバマ大学の学生、ライアン・C・ヒックスさんです。ヒックスさんは今、在名古屋米国領事館で夏季研修生として働いています。大学での専攻は地理学(主に地理情報技術)で、日本語を副専攻科目にしています。米国国務省の学生研修プログラムの詳細は、こちら(英語のみ)をご覧ください。
ジム
大使館と領事館の研修生
機体の搬入
毎年7月上旬になると、在外米国大使館・領事館はアメリカの独立記念日を祝います。今年7月2日、在名古屋米国領事館は「航空」をテーマにレセプションを開催し、300人に上るお客さまをお招きしました。
航空宇宙は日米関係で非常に重要な役割を果たしており、その重要性はますます高まっています。特に、日米両国の企業が協力して次世代航空機の開発を行っている名古屋は、その傾向が顕著です。
RV-4は宴会場の中央に置かれました
研修生には、日常業務やあまり刺激的でない仕事が与えられるものです。ですから、一流ホテルの大宴会場に本物の飛行機を展示する作業を私が担当することになろうとは、夢にも思っていませんでした。準備は1カ月以上前に始まりました。航空宇宙関連企業の関係者の方々と、何度もメールのやり取りや電話連絡を重ねたり、直接お会いして準備を進めた結果、さまざまな航空関連の展示物を集めることができ、見ごたえのあるコレクションとなりました。その「目玉」となったのが、米国製「RV-4」キット航空機でした。これは中日本航空専門学校のご厚意によるものです。
コックピットに座るズムワルト公使
このイベントが成功を収めたのは、誰もが自分の役割を果たし、お互いに連絡を絶やさなかったことが大きな要因です。会場の展示物はそれ自体が素晴らしかっただけでなく、領事館側と支援企業との協力、そして日米協力の真の象徴でもありました。これを実現できたのは、多くの人たちの努力があったからこそです。この素晴らしいプロジェクトにかかわれたことを、私は決して忘れません。
ライアン・C・ヒックス
ジム様
おやっ?こちらにもジム様ご登場!日本では昔、地下鉄車両は組立て入れるのか?トンネル(地下)で組立てるのか?と話題になりました。
飛行機をホテル内に展示!?も難しい作業だったことでございましょう?参加者のみなさんはとても喜ばれた事でしょう? 熱意にも感銘いたします。
もっともっとアメリカ国をご紹介くださいませありがとうございます。