(2010年11月2日)
なんてかわいらしい路線名なんだろう――アンと2人で山梨県の高原にある目的地へ向かう「小海」線の列車に乗り込んだ時、私はこう思いました。小海線の起点、小淵沢駅は海からはるか遠く離れた所にあり、山の中に分け入っていくこの路線の終点は、日本アルプスに抱かれた長野県の小諸駅です。海も見えないのにこの路線がどうしてこの名前になったのか、不思議でした。
どうやら、この路線名をかわいいと思ったのは私だけではないようです。アンが駅で小海線の観光ポスターを見つけました。そのポスターにはとてもかわいい列車の漫画が描かれていました。
小海線の切符を持つ私
2両編成の短い列車に乗り込むと、2人掛けの席が空いていました。車内は、ハイカーたちや温泉に行くカップルたち、それに町での買い物から帰る地元の人たちでいっぱいでした。小海線はほとんどが無人駅のため、運賃は降りる時に運転士さんに払います。
アンと私は隣り合わせに座り、車窓からの景色を楽しみました。小海線は単線なので、沿線の木々が小さな列車の間近に迫ってくるようでした。山の中を走る列車の高度が上がるにつれ、空気も冷えてくるのがはっきりとが分かりました。清里駅で降りる時、私はアンの手を取り、その温もりを感じてうれしくなりました。
ではまた次回。
ジム
ジム、アンさん
いろんな処へ行かれますね。まだ行っていない場所がありますか?
私は日本のすべての都道府県を制覇しましたが、この美しい日本に住んでいる間に行ってみたいところはまだまだたくさんあります。
東京メトロの相互乗り入れで、思うのだが、今、アメリカは交通インフラの整備事業を行おうとしている。一方、ロシア、プーチン元大統領はロシア全土の鉄道整備を計画して、復権を考える。だとすれば、ロシアから、アメリカ大陸までの鉄道を、軌道規格をロシアとアメリカが話しあえば、同一規格、軌道で、敷設工事ができれば、ユーラシア大陸から、アメリカ大陸まで、一繋がりにできるのではないか?一番良いのは、島国の新幹線で、ノンストップ、あるいは、リニアで、という考えのプレゼンテーションもありだろうが、こういう発想はナカナカ、お役人さまには、無理だろうな。 やれやれ・・・・・