Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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もちつき

(2011年1月7日)

 アメリカ大使館の近所に陽泉寺というお寺があります。そこのご住職、村瀬さんが昨年末、お寺の庭でのもちつきに私を招待してくださり、ご住職のご家族やお友達にお目にかかることができました。午前11時にお寺に伺うと、すでに男性たちが大きな臼で1回目のもちつきをしているところでした。手伝いの女性たちの数は男性よりも多く、小さな台所でもち米を蒸したり、鶏肉と野菜のおいしそうな汁を作っていました。

 ご住職は「自分でついたもちは最高においしいですよ」と言って、私にもついてみるよう勧めてくれました。ところがもちをつくのは思ったよりもずっと難しく、ねばねばしたもちの塊からきねを持ち上げるのに骨が折れました。寒かったにもかかわらずすぐに体が温かくなりました。それでもご住職や皆さんの声援のおかげで、私の番を終えることができました。

 きねを次の人に渡してからご住職の奥さまとお話ししました。奥さまによると、村瀬さん一家は20年以上前、まだお嬢さんたちが保育園に通っている頃からもちつきをしているそうです。長年の経験があればこそ、あのように家内工場のような正確さでもちつきができたのです。1回のもちをつき終わるとすぐに臼をきれいにして新しい蒸したもち米を入れ、またつき始めます。一方台所では大勢の女の人たちがもちを小さく丸めて汁に入れたり、四角にして磯辺焼きを作っていました。

 ご住職の奥さまが湯気の立つお雑煮の椀を私に持ってきてくれました。ご住職はとてもおいしい新潟の辛口の日本酒をグラスについでくれました。ご住職のおっしゃったとおり、自分でついたもちは最高でした!

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

ジム様

「餅つき」を楽しまれた御様子お雑煮も地域様々であるところでは「あんこ餅」をお雑煮に使うのだそうですよ?わたしは未だ食したことのない「お雑煮」お餅は年中出回っていますが「お雑煮」はやはりお正月ですね?

ブログいつも楽しく読んでいます。餅つきは僕もしたことがありますが、難しいです。写真でみると、お上手ですね。

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