Z Notes Blog by Jim Zumwalt
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生徒から生徒への支援

(2011年4月22日)

石巻市内の学校で新しい勉強机の荷解きを手伝うマーク・マクニール君とリック・ワインランドASIJ高等部校長

 「Developing compassionate, inquisitive learners prepared for global responsibilities(心の優しい、探究心のある世界に通用する人材育成目標)」。これはアメリカンスクール・イン・ジャパン(ASIJ)の建学精神を表している言葉です。東京の西部に位置する同校には米国大使館職員の子どもたちが70人以上在籍し、ほかにも日本駐在員の子どもたちがたくさん通っています。

 「僕たちも、先月の大地震と大津波で被災した日本の生徒たちを支援すべきだ」。ASIJの9年生、マーク・マクニール君はそう思って生徒会に働きかけました。すると生徒会が全校規模の募金活動を始めたのです。

3月11日の大地震と大津波で壊滅的な被害を受けた石巻市立門脇小学校

 生徒たちはおこづかいを出し合ったり、フットサルの試合やバラエティー・ショーなどの募金活動を行いました。ASIJに通う生徒の親御さんや卒業生からも義援金が寄せられました。

 そして先日、ASIJの先生、生徒、保護者は、集まった義援金で購入した400人分の真新しい勉強机と椅子を、大地震と大津波で壊滅的な被害に遭った石巻市内の小中学校4校に届けました。400人分の文房具とASIJの生徒たちが日本語で書いた応援のメッセージも添えられていました。さらにASIJの小学生たちが折った、たくさんの折り鶴も、希望と支援のしるしとして石巻市の小中学校の校長先生や教職員の方々に贈られました。

日米両国の生徒たちの交流のひと時

 先月の大惨事を受け、教え子たちがこんなにも深い思いやりを持って行動したことを、ASIJの先生たちは誇りに思うでしょう。

ではまた次回。

ジム

COMMENTS

私はボランティアで宮城県に入りましたその時アメリカ軍の方の復旧に対する熱意に感動しましたまるで自分の故郷が被災したかのように、休憩も取らずに一心不乱で瓦礫撤去に尽力さえている姿を見て涙が出ました

アメリカ軍の方々、そして本国で帰りを待つ家族の方々に大きな感謝の意を伝えたいと思います

本当に、ありがとうございます

アメリカ軍の皆さんアメリカの国民の皆さんありがとうございます。

竜巻の被害に遭われた方々に心からの哀悼を捧げ、お見舞いを申し上げます。日本の為に祈って下さった皆様と同じように、私も日本から皆様の為にお祈り致します。 お心の傷が、ほんの少しでも癒えます様に。

アメリカの赤十字社のページを紹介して下さってありがとうございます。英語は得意ではありませんが頑張って今から読みます。

アメリカ軍の強力な支援に感謝申し上げます。アメリカ国民の皆様の支援に感謝申し上げます。それと、現場のアメリカ軍兵士の方々の優しさがあふれた行動に感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

お国で竜巻災害があり、多数の方々が被災されたと聞いており、行く末が心配です。どうか、被害が最小であることを願います。

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