Z Notes Blog by Jim Zumwalt
Z Notes Banner
感謝祭

(2009年11月24日)

伝統的な感謝祭の食卓 (写真提供 Wikimedia)

 アメリカでは、毎年11月の第4木曜日は感謝祭の祝日です。この日は、家族や友人が集まり、ごちそうを食べるのが習わしになっています。日本を含む多くの国々にも、収穫を祝うお祭りがあります。

 感謝祭というアメリカの習慣の起源は1622年までさかのぼります。この年、当時のイギリス人入植者53人が、90人ほどのアメリカ先住民を招いて、その年の豊作を祝ったのです。新しい環境に適した耕作や狩猟の方法をアメリカ先住民が教えてくれなければ、イギリス人入植者たちは新世界の厳しさの中で生き残ることができなかったでしょう。

フットボール観戦と試合への参加も、感謝祭の伝統のひとつです(写真提供 Larry D. Moore)

 今日のアメリカでは、感謝祭の日に家族で集まり、一緒にお祝いのごちそうを食べます。私が育った家では、詰め物をした七面鳥、サツマイモ、秋の野菜、コーンブレッド、クランベリーソース、それにデザートはカボチャかリンゴのパイが食卓に上りました。アメリカには、さまざまな伝統的料理があります。アメリカの家庭で出される感謝祭の料理に挑戦してみたい方のために、七面鳥料理パンプキンパイのレシピをご紹介しておきます。

感謝祭の日のもうひとつの伝統は大規模なパレードです。最大規模のものはニューヨーク市で行われますが、こうしたパレードを全米各地で見ることができます (写真提供 Wikimedia)

 今年、アンと私は、家族が住むカリフォルニアから遠く離れた東京で、感謝祭を祝います。そこで、大使館の職員たちを自宅に招いて、一緒にお祝いすることにしました。その日は、伝統的な七面鳥のロースト、アン特製のクランベリーとオレンジのソース、アーモンドを加えたサヤインゲン、ジンジャーキャロット、ハーブ風味のローストポテト、そしてデザートにはショウガとナシのコブラーとパンプキンパイ、それにカリフォルニア産ワインを用意します。でも、私たちが何よりも楽しみにしているのは、仲間や友人たちと一緒の時間を過ごすことです。そして私たちは、たくさんの恵みに感謝することでしょう。

オバマ大統領の感謝祭声明はこちらから

COMMENTS

ジム様

「感謝祭」小国日本が大国アメリカに守られ、わたくしも友人と共に恵みの食・時をすごさせていただきました。ありがとうございます。

ジム・ズムワルト様

大変ごぶさたしております。2年前にIVLPでワシントンに滞在中、国務省で面会していただきました。

ブログを拝見しまして、感謝祭のところに書き込みをさせていただきました。あいかわらず、領事館の皆様には大変お世話になっております。今年は北九州市とノーフォーク市、タコマ市が姉妹都市提携50周年にあたり、市民運営委員代表としてお手伝いさせていただきましたが、おかげさまで様々な行事も無事終えることができました。

14日に福岡のご講演で、お目にかかれますのを楽しみにしております。時節柄、お体ご自愛くださいませ。

Embassy of the United States Embassy Main |  U.S. Citizen Services |  Visas |  Policy Issues |  State Department
Contact Us |  Privacy |  Webmaster