(2010年9月28日)
先日、アンと私は大使公邸で、ハワイ出身のウクレレの名手ジェイク・シマブクロさんにお会いしました。シマブクロさんは日系5世のアメリカ人で、そのウクレレ演奏はアメリカでも日本でもよく知られています。
ルース大使夫妻からはアンコールのリクエストがありました
伝統的に、ウクレレといえばハワイ音楽ですが、シマブクロさんはジャンルにとらわれず、いろいろな曲を演奏してくれました。現代風にアレンジしたアメリカ国歌、日本の「さくらさくら」、クラシックギターとの共演によるスペインの楽曲、幅広い音楽の伝統を取り入れたオリジナル曲などです。アンのお気に入りは、シマブクロさんが婚約者のために書き下ろしたラブソングでした。
ジェイク・シマブクロの演奏は観客の喝采を呼びました
シマブクロさんは、自分の音楽を異文化間の垣根を越えた万国共通の言葉から生まれ出たもの、と言っていました。彼が日本各地を訪れて演奏していることを知り、アンも私もうれしく思いました。シマブクロさんが母国アメリカと故郷ハワイの素晴らしい「文化大使」になっていると思ったからです。
ではまた次回。
ジム
ハワイと言えば、アロハシャツですが日本移民が浴衣をほどいて作ったと聞いています。それと、マカデミアンナッツチョコレートも日本移民が作りました。
ジムさんもせっかくシマブクロさんが大使館に来たのだからアロハシャツを着るべきだと思います。
そこで、提案ですが最初の移民船がハワイに着いた日を記念して在日大使館、領事館も全員アロハシャツを着用するというのはどうでしょうか?
ハワイと日本の関係をもっと知りたい方は、「ハワイ」(著者:James A. Michener)という本をお勧めします。この本は、ハワイの歴史について書かれたフィクションだが、歴史的に正確に書かれています。ジェイク島袋のような日系5世の背景が分かる内容がたくさん書かれています。