(2011年6月21日)
私も乾杯のあいさつをしました
毎年春になると、横浜にある国務省の日本語研修所で恒例の「ガーデン・パーティー」が開かれます。このパーティーは私の大好きな催し物のひとつです。港を見下ろす丘の上にある、横浜でも美しい場所を訪れることができるからです。日本語研修所に協力してくださる地元の皆さんともお会いできますし、研修生たちの日本語の上達ぶりも見て取れます。
今年のガーデン・パーティーでは、主賓としてお越しいただいた横浜市の林文子市長から素晴らしい祝辞をいただきました。研修生たちはその一言一句を正確に理解しようとじっと聞き入っていました。ルース大使からも日本語の研修を終了した研修生たちにお祝いの言葉がありました。
招待客の中には、研修生たちに文化交流や日本語習得の機会を与えてくださっている皆さんも大勢みえていました。研修生がインターンとして日本語の環境の中で働く経験をさせてもらっている横浜市役所の職員の方々にもお会いしました。また研修生が見学させていただいた防衛大学校の防衛学教育学群長、尾上定正教授とも話をする機会がありました。それから研修生たちが日本語ボランティアの方たちに私を紹介してくれました。この地元のボランティアの皆さんは研修生たちと毎週顔を合わせ、研修生が日本語の会話能力を磨くための練習台をしてもらっているそうです。
会場に到着したルース大使と林市長(右から2人目)
私は毎年秋に、1年間の日本語研修を控えた研修生たちに会います。ですから、それから1年たち、研修生たちの日本語の上達ぶりを耳で確かめることが、私にとってこのパーティーのクライマックスです。研修生の1人がパーティーの司会進行役を務め、別の研修生が招待客の皆さんを前に乾杯の音頭を取りました。ふたりの日本語は流ちょうかつ明瞭で、冗談さえも交えていました。招待客と歓談している研修生もいました。
林市長とルース大使の前で日本語でジョークを言う研修生もいました
研修生たちの日本語の上達ぶりに感銘を受け、研修生たちが大使館や日本各地の領事館での勤務に向け十分な準備ができたのも、ひとえに日本語学校の先生たちのおかげだと思いました。
ではまた次回。
ジム
ジム様
言葉は心を表します、日本語はもの言いによりニュアンス&受け取り方も様々。研修員の方々の努力、苦労は計り知れません、ありがとうございます。わたくしも英語会話取得さらにUS留学を目標に日々努力させていただきます。アメリカの文化などご指導くださいませ